楽天モバイルエリア縮小か!?福島県もローミングエリアが終了しています
いわきの楽天モバイルユーザーも、地獄の始まりですかね。。。
目次
楽天モバイルauローミング終了、福島県も対象に
月2,980円で使い放題で有名な楽天モバイル。
1GBまでは0円なので、あまり使わない人もおトクなキャリアです。楽天モバイルは今現在、自身が自ら建てた基地局以外に、auの電波を借りて運用しています。東京や名古屋のような都市圏は最初からauローミングエリアの対象外だったり、もしくは最初は対象でも既にローミングが終了しています。福島県のような田舎はまだまだauローミング継続だと思っていたのですが、まさかの福島県もauローミング終了のお知らせが。
楽天モバイルが利用しているKDDIの4G LTEローミングのエリア情報が更新され、10月1日以降、北海道や青森県、富山県、沖縄県などで、順次終了することになった。
ローミングが順次終了するエリアは、北海道、青森県、秋田県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、富山県、石川県、福井県、長野県、岐阜県、三重県、鳥取県、岡山県、山口県、徳島県、香川県、佐賀県、熊本県、大分県、宮崎県、沖縄県。このうち、茨城県、栃木県、群馬県、富山県、石川県は2023年3月末で原則的に、全てローミングが終了することになった。
既にローミング終了へ動き出しているようで、12月までにはいわき市内も一部でローミングが終了となるようです。下の画像はKDDIが発表している楽天モバイルへ提供しているローミングエリアのエリアマップですが、いわき市の市街地がすっぽりローミングエリアから外されています。

自分の場合自宅はもちろん、会社もその対象です。auローミングが終了するということは、何を意味するかというと…。
建物内での電波状況が悪くなる可能性がある
現在、KDDIから楽天モバイルへ提供されているローミングサービスの電波はバンド18という、800MHz帯の電波です。800MHz帯はいわゆるプラチナバンドで、建物内等の入り組んだ場所にも電波が入り込みやすい特徴があります。7~8年前にソフトバンクが頻繁にCMを打っていたプラチナバンドもこれですね。
ところが、楽天モバイルが自社で設置した基地局から発している電波は、バンド3という1.7GHz帯の電波になります。電波は基本的に周波数が高くなればなるほど入り込みにくくなりますので、楽天モバイルの電波の方が建物内での電波状況は悪化しやすくなります。
それに1990年代から1G→2G→3G→4G(&5G)と基地局を建て続けているauと、ここ1~2年で基地局を建て始めた楽天モバイルではエリアの充実度は違うに決まっています。しかもプラチナバンドがないわけですから、楽天モバイルはauより密にアンテナを設置する必要があるのです。
とはいえ必ずプラチナバンドが必要かというとそんな事はなく、上で書いているとおり単純に基地局を多く設置すればいいのです。(もちろん、干渉しないようにエリア設計は必要ですけどね)
実際、ソフトバンクは2012年にプラチナバンドを開始するまでは、1.5GHz帯や2.1GHz帯だけでエリア構築をしていました。自分も2007年ぐらいからソフトバンクの携帯を使っていましたが、プラチナバンドがなくてもそこそこ使えていました。自分は人生で初めて持った携帯がJ-PHONE(ソフトバンクになる前の前のキャリア)だったのですが、その頃は今の携帯とは比べものにならないぐらい電波が繋がりませんでした。自宅も1階は圏外、2階はぎりぎり1本といった感じでした。そのJ-PHONEの頃の印象があったのでソフトバンクには期待していませんでしたが、予想に反してどこに行ってもバリ3。これには普通に驚きましたね。
さらに言えば、今年の1月までサービスを提供していたワイモバイルのPHSも、1.9GHz帯という楽天モバイルよりさらに高い(=届きにくい)周波数帯で、さらに楽天モバイルよりも出力の弱い電波を用いてサービスを行っていましたが、正直今の楽天モバイルよりも電波は全然繋がりやすかったです。(まあ、1995年からサービスを提供していたPHSと比較するのは酷な話ですが…)
まあこれに関してはあくまで理論であって、現実はそんなに密に基地局の設置などできないでしょうから、プラチナバンドという話になるとは思いますが。
そんなこんなで、auローミングが終了した楽天モバイルは果たしてどうなるのかと思っていたら…
2021年10月8日、いわき市内も楽天モバイルのauローミング終了
それは、前日に首都圏で震度5強の地震があった次の日の話。
朝起きて何気なく楽天モバイルのSIMカードを挿したiPhone8(au版をSIMロック解除したもの)を見ると、なぜか電波が悪い。前日まではMAXの4本立っていたのに、なぜか1本になってる…。まさかと思ってMy 楽天モバイルのアプリで確認してみると、楽天回線に接続しています。

楽天モバイルはiPhone12以降のiPhoneなら楽天回線に優先的に接続するのですが、それより前に出たiPhoneは基本的にパートナー回線(au回線)に接続するようになっています。
iOS14.4または14.5を搭載した場合でも、iPhone 12 Pro/iPhone 12 Pro Max/iPhone 12/iPhone 12 miniを除くモデルでは、楽天回線とパートナー回線の自動切り替え機能が利用できないことがあるが、機内モードのオン/オフ切り替えや製品の再起動を行うことで解決する場合がある。
(※楽天モバイル回線、iPhone 6s以降に正式対応 – ケータイ Watchより引用)
上で「楽天回線とパートナー回線の自動切り替え機能が利用できない」というのが、基本的にパートナー回線に接続するということになります。使ってみるとわかりますが、ローミングエリアでは基本的に楽天回線に自動的には繋がりません。
ところが、楽天回線に接続されている。つまり、ローミング提供が終了したという事です。KDDIのローミングエリアマップで確認しても、自宅はバッチリローミング終了するエリアです。これで、いわき市内もローミング終了が始まったわけです。
という事でまず自宅での電波状況をチェックしてみたのですが、どうも室内は基本的に1本~2本を行ったり来たりといったところ。試しに自宅の電話から楽天モバイル回線宛に電話をかけてみると、端末では1本電波が立っていても留守番電話になる(=電波が届かない)事も多々あり。ローミングが終了するだけで、こんなに影響が出るとは。
いわき市の、屋外の楽天モバイル電波状況はどうなの?
次に気になるのは、出掛けた先ではどうなの?という事で、仕事帰りに用事がある先に寄りつつ電波状況を確認してみる事に。
湯本付近
まずは仕事終わりに寄った、湯本付近のとある企業の駐車場。
楽天回線でしたが、電波はバッチリ4本立っていました。

これだけ電波が良ければ問題ないですね。
そして用事を済ませ、次にエブリアに移動するために鹿島工業団地内を抜けて鹿島街道方面へ。バイパス下の交差点で信号待ちに、携帯ホルダーに入っていたiPhone8に目をやると、まさかの圏外。

ちなみに場所はこの辺り。
えっ、ここで圏外なの??とビックリしていると、しばらくすると電波が入るようになりました。いやー、そんなに山奥という程でもない場所なのにマジか。
エブリア付近
で、エブリアに到着。

エブリア屋上でも電波はバッチリ4本ですが、よく見るとパートナー回線。

確かにKDDIのローミングエリアマップを確認しても、エブリア付近はローミング提供エリアになっています。

そりゃ4本立つわけですよね。街中でも思ったよりローミング提供エリアはあるみたいです。楽天モバイルのエリアマップではバッチリ楽天回線エリアのはずなのに。

江名・小名浜付近
最後に、小名浜のイオンモールへ移動します。江名方面を経由して行ったのですが、その途中江名中学校付近(中ノ作郵便局の前あたり)で車を止めてiPhone8を見ると、まさかの圏外。

ですが、写真を撮ろうとしていると電波は復帰しました。また、この先の旧海星高校の前辺りの交差点で確認しても、またもや圏外。ここからうろこいちの前辺りまで、しばらく圏外でした。
その後イオンモールへ行きましたが、こちらは特に問題なく電波が入っていました。
端末の挙動を見た感じですと、恐らく基地局が少ない事以外にもハンドオーバーが上手くいっていないと思われます。
ハンドオーバーとは?
ハンドオーバーとは、携帯電話が移動をする時に移動先にある基地局に通信をバトンタッチしていく機能の事です。

上の画像のような感じで、基地局から基地局へと通信がバトンタッチされる事をハンドオーバーというのです。楽天モバイルの場合、現在のいわき市内では楽天回線エリアとパートナー回線エリアが混在しているので頻繁に楽天回線⇔パートナー回線の切り替えが発生していて、その際に上手くハンドオーバー出来ずに圏外になっているといった感じに思えます。(いや、単純に圏外なのかもしれませんが…)
楽天モバイルの解約が続出しそうな気がする
auローミング終了のタイミングが前日の首都圏での地震の翌日でしたので、Twitter上では地震の影響で楽天モバイルが圏外なったと思っている人が多く見受けられました。
楽天モバイルが深夜1時30分ころから急に圏外なって全然繋がらない。地震による楽天ひかりの通信障害と何か関係あるんかな?
とりあえず楽天モバイルをメイン回線にしてなくて良かったよ。危うく通信不能で社会から隔絶されるとこだった🙉— ひろ(๑•̀ㅂ•́)و® (@hiropon4m) October 7, 2021
地震の影響なのか、全く関係ないのか知らんけど、楽天モバイルの電波が圏外なったり1しかアンテナ立たない📶
— shou@Uber仙台 (@mtmtmtddtaga1) October 7, 2021
楽天モバイルの自宅での急な圏外の件問い合わせしました。
そしたら、写真のような回答来ました。
でも調べたら貸出機はハーウェイ?だし、一旦解約してahamo使う事に。
切り替えで電波圏外なるのは仕方ないとして、今本人が使ってるスマホと同じ機種準備して欲しいよね😅 pic.twitter.com/O6ExVX0xIn— shou@Uber仙台 (@mtmtmtddtaga1) October 9, 2021
携帯にそんなに興味の無い一般の人からすれば、ローミング終了とは普通は知りませんから、恐らく今頃楽天モバイル電波入らなくなったと驚いている人が多いと思います。これから、楽天モバイルを解約する人が多く出てきそうな予感です。
自宅で電波が入らなくなったのなら、Wi-Fi環境があるならRakuten Linkを使えば電話は使えますが、これはAndroidのみでiPhoneの人は発信のみ可で着信は不可。フェムトセルのRakuten Casaを使う手もありますが、対応しているネット回線でないとダメですし。
楽天モバイルは、メインとしてはまだまだ使えないと思います。サブとしての使い方が良い落とし所ではないでしょうか。
それでも楽天モバイルをメインで使いたい人は、
・Android端末で
・デュアルSIM(SIMカードが2枚入る)端末で
・楽天モバイルのSIMと、他社のSIMカードの2枚運用する
これが必須だと思います。
Android端末ならRakuten Linkを使えば、たとえ楽天モバイルが圏外でも他社SIMカードが有効なら、そちら経由で電話の発着信が可能になるので、楽天モバイルの圏外を補えます。
散々デメリットを書いてきてしまいましたが、楽天モバイルのおかげで他のキャリアも携帯料金が安くなりましたし、楽天モバイルの功績は偉大だと思っています。これからも、第4のMNOキャリアとして革新的なサービスの提供を期待しています。頑張れ楽天モバイル!
11/14追記:身近にもローミングエリア縮小の被害者がいました
先日、友人と食事に行った時の話です。
友人の奥さんは以前楽天モバイルにMNPしたという話を聞いていたのですが、その奥さんのスマホが最近急に、奥さんの実家で圏外になるようになったという話でした。友人はスマホ壊れたのかな?って言ってたのですが、聞いたら10月から入らなくなったとの事。
明らかにローミングエリア縮小の影響ですね。
友人奥さんの実家は自分も行った事があるのですが、別に辺鄙な場所にあるわけでも無い、高台の住宅街です。ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアは当たり前に電波が入りましたし、何なら昔WILLCOM(現Y!mobile)のPHS(サービス終了済み)ですら電波が入った場所です。
友人に楽天モバイルのローミングエリア縮小の話をし、デュアルSIM運用か他社に乗り換えるように勧めました。友人奥さんの使っているスマホ(詳しくは不明だが、Xperiaらしい)はSIMカードが2枚入らない機種らしいので、乗り替えという結論に至りました。奥さんの詳しいスマホの利用状況はわからなかったのですが、友人の話を聞いてる限りUQモバイルが安くなりそうだと話した所、早速翌週の週末にはイオンモールに入っているUQスポットに行き、無事乗り換えたとの事です。
機種はMNPで1円のAQUOS(詳しく聞いてませんが、値段的にAQUOS sense3 basicかな?)が購入できたらしく、もちろん実家での電波も問題なし。しかも楽天モバイル時代より月額600円安くなったと喜んでいました。
その友人が手続きにUQスポットに行った時に店員さんが、10月は同じように楽天モバイルの電波が入らなくなったと言って乗り替えするお客さんが多くて混雑していたと言っていました。やっぱり、皆さんローミングエリア縮小の影響が大きいみたいですね。
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