フィットハイブリッドを手放しました

2021年4月26日

タイトルが全てなのですが、2016年に購入した愛車フィットハイブリッドを手放しました。

自分の周りからは「せっかくサンルーフまで付けたのに」という声が聞こえてきますが、実はそれが原因だったり…。

やって来た『雨漏り』

時は2021年2月。

その日も仕事で、会社までフィットハイブリッドで通勤。
会社の駐車場(もちろん青空駐車)にフィットを駐め仕事をしていました。

そして、仕事終わり。
その日は仕事が立て込んでいた事もあり、会社を出たのは1時過ぎ。
午前中から降っていた雨もすっかり止んでいました。

「あー、疲れたなぁ」と言いつつ、会社で飲んでいたペットボトル入りの緑茶に口をつけならが家へ向かいました。

もうすぐ家に着くという頃、ふと作業着のズボン右側が冷たい事に気が付きました。

「あれ?お茶でもこぼした?」
そう思いつつ、さすがにそこまでボケてはないと冷静に天井に手をやると、天井がぐっちゃり濡れてました。

「あっ…雨漏りだ…。」

そうです、ついに来てしまいました。
サンルーフ付車特有の悩み、雨漏り。

自宅へ着き2時過ぎの駐車場で冷静にどこが濡れているか調べると、どうやら運転席の上から雨漏りしている模様。

そして、その雨がそのまま運転席へ流れ落ちたみたいです。

内装が黒なので写真ではわかりませんが、ぐちゃぐちゃに濡れています。

自宅も会社も青空駐車場である故に、これでは参った…。
という事で、翌日にはサンルーフ取付を施工したJAM ebinaに電話をして、次の休みには車を入庫しました。

雨漏りの原因:不明

そして入庫してから3週間程して、JAM ebinaより電話がかかって来ました。

雨漏りの原因は不明。修理のしようが無い。
との回答でした。

サンルーフを取付したのが2020年の7月。
そこから7ヶ月であっさり雨漏り。
おまけに原因不明とは。

後付けサンルーフにはリスクがあるのは承知の上でしたが、あまりにも早すぎですよね…。

Hollandia 700(インナースライド)故の持病

自分が付けた後付けサンルーフHollandia 700は、インナースライド型のサンルーフです。

一般的に付けられている後付けサンルーフは、アウタースライドというガラスが外側に開くタイプです。


(※参考:以前乗っていたAZ-ワゴンに付けていたアウタースライド型後付けサンルーフ)

それに対し、Hollandia 700はガラスが天井と内張の間に入っていくタイプです。

このタイプの特徴は、止水性に大きな違いがあります。

アウタースライド型はガラスの下にゴムパッキンがあり、これにより止水性を保っています。


(※汚い絵ですみません…)

それに対し、インナースライド型は水の浸入はある程度想定されています。
もちろんガラスの縁にパッキンはあるのですが、それでも水は浸入してくるのです。
その水が溜まる部分があり、そこに溜まった水を外に排出しています。

実際、洗車機に入れると車内に水が入ってくるのがよくわかります。

つまり、構造上ある程度水が入ってくるのが想定されている以上、雨漏りの根本的解決は難しいのです。

「手放す」という選択

とはいえ、毎回では無いものの雨漏りがする車。
雨漏りしても直せないと言われる車に乗り続けるのか?

せめて自宅が屋根付駐車場ならまだしも、賃貸故に屋根付駐車場にするのも難しい。
施工店も、正直直す気が無いようにしか思えない対応。

そして、2021年3月で切れる車検。

「正直、雨漏りする度に神奈川まで車を持って行くのもだいぶ重労働。手放すなら今か。」
そう思い、フィットハイブリッドを手放す事にしました。

購入からちょうど5年。
今まで乗った車では最長でしたが、もっと乗りたかったですね…。

5年間12万km。
色んな所に行きました。
色んな友人を乗せました。
色んな女の子も乗せました(笑)
(こいつには、ホントに色んな女の子を乗せたなぁ…)

フィットハイブリッドよ、ありがとう!
第二の人生(車生?)どうなるのかわからないけど、幸せにな!

ここからは、施工店への愚痴

営業妨害と言われても仕方ないのですが、ここからは後付けサンルーフ施工店のJAM ebinaへの愚痴です。

JAM ebinaさん。
以前AZ-ワゴンへの後付けサンルーフ取付もしてもらって、そのときは何も問題がなかったため、いいお店だと思っていました。

ですが、今回後付けサンルーフを付けてもらった時に感じたのですが、正直車の扱いはあまり良いお店ではないな、と感じました。

それは、貸し出される代車。

取付の際はeKワゴン、今回はアトレーでした。
どちらも年式は古いのですが、それは代車ですから仕方が無い。

問題はそこではなく、どちらの代車も空気圧が全然入っていない状態で貸し出されるのです。

eKワゴンも、借りていわきに帰ってきてから何気なく空気圧をみてみると、180kPaぐらいしか入っていない。

今回のアトレーも、代車を渡されたときに入っていたのは170kPa程。

あまり書きたくないのですが、お客に貸し出す車の空気圧すら見ていないとは、果たしてどうなのでしょうね。

福島県から来ているというのを知っているのですから、当然福島県まで代車を乗って帰ると知っているはずです。
それにもかかわらず、空気圧もチェックせずに代車を渡すという行為が、どうもいまいち信用できないんですよね。

ということで、サンルーフ取付には特化しているお店だとは思いますが、車を扱うお店としては「?」な印象が残るお店でした。

フィットハイブリッドとの愛車生活は、これで終了

という事で、フィットハイブリッドでの愛車生活は終了。

修理に出した段階ではまさか手放す事になるとは思ってもいなかったので、年末に洗車をした時に撮影したこの画像が最後になってしまいました。

10年は乗るつもりだったんだけどなぁ。
残念です。

そして、次の愛車へと繋がります。
次は、いよいよ“あの”メーカーの車を購入…?