リチャージWiFiが購入できない貴方へ。おてがるWi-Fiがおすすめできる理由3選
人気があるのか、供給量が足りないのか…。
目次
プリペイド式ポケットWi-Fi、リチャージWiFiが人気
2022年10月、(株)カウスメディア社からリチャージWiFiというプリペイド式のポケットWi-Fiルーターが発売されました。
リチャージWiFiはWi-Fiルーター本体に使用できる容量がチャージされており、チャージ分のギガを消費しながら通信をしていくタイプのポケットWi-Fiです。毎月の基本料金等は不要で、Wi-Fiルーター本体の購入時かギガのチャージ時のみ料金を支払うタイプの料金体系となっています。
毎月料金を支払うのは嫌とか、どれぐらい使うかわからないという方にもプリペイド式というのはピッタリはまるようです。最近ではYouTubeで紹介された影響もありリチャージWiFiが人気でして、公式サイトでは入荷して数分で完売する状況が続いているようです。
状況を察するにしばらく購入できなさそうですが、今すぐ欲しい。そんな人に、代わりのWi-Fiルーターを紹介したいと思います。
プリペイド式ポケットWi-Fiの元祖、おてがるWi-Fi
プリペイド式のポケットWi-FiとしてはリチャージWiFiより1年以上早く登場している、おてがるWi-Fiです。おてがるWi-Fiは(株)エクスゲート社が提供しているサービスで、プリペイド式以外にも月額のポケットWi-Fiも提供しています。
過去にもこのブログで紹介しており、自分もプリペイド式のおてがるWi-Fiを1年半前から愛用してます。
1年半愛用した結果、おてがるWi-Fiプリペイド式(以下、おてがるWi-Fiと表記)もリチャージWiFiの代わりとして紹介できると思い今回更新しました。そんな自分が、正直におてがるWi-Fiをレビューします。
おてがるWi-Fiの方がリチャージWiFiより優れていると思う点
その1:料金が安い
まずは、料金の安さ。
おてがるWi-Fiは、2022年11月現在100GBチャージ済みの端末が16,980円で販売されています。
また、新型のルーターは100GBチャージ済みで19,800円で販売されています。
どちらも、リチャージWiFiの24,980円(即時開通モデルは25,480円)よりも安く手に入ります。また、チャージ済みの容量が無くなった時に追加でチャージできる容量は100GBが4,800円で販売されています。
リチャージWiFiは2022年12月から追加チャージが100GBで6,980円に値上げ予定なので、おてがるWi-Fiよりもランニングコストが高くなる予定です。通信費は少しでも安い方がいいという方は、おてがるWi-Fiはおすすめだと思います。
その2:速度もそこそこ出るし、安定している
もともと車の中でAmazon Fire TV Stickを利用するために購入したおてがるWi-Fiでした。ですが、今ではスマホのギガを節約するために外出時に持ち歩いて日常的に利用しています。平日はもちろん休日も持ち歩いていますが、通信が遅くて使えないといったことは今のところありません。参考に、とある平日のスピードテスト結果を紹介したいと思います。
まずは、平日の7時台。一般的に通勤や通学で通信料が増える時間帯です。
ダウンロードが29.0Mbpsでアップロードが3.05Mbps。クラウドの利用やSNS等で動画のアップロードを利用する際は少し遅いと感じることもあるかもしれませんが、YouTube動画の閲覧等の利用には全く問題ない速度です。
そして同日の8時台。
ダウンロードが18.8Mbpsでアップロードが4.88Mbps。ダウンロード速度は7時台より落ちましたが、それでも7時台と同様にストレス無く利用できます。
ここから別日ですが、平日の12時台。昼休みで利用が増える時間帯です。
ダウンロードは49.6Mbpsでアップロードが20.5Mbps。朝より速度が出ていて、快適に利用できます。この時間帯は外出先でYouTube動画を観ることが多いのですが、もちろん問題なく利用可能です。
最近、Twitterで昼休み時間のリチャージWiFiの速度が厳しいというツイートを見かけました。
#リチャージwifi
やはり昼間は下がるなぁ⤵️ pic.twitter.com/H5F4ndiCaK— Y-MT09 (@mt09_y) November 25, 2022
おてがるWi-Fiの同時刻帯のスピードテストをしてみました。
ダウンロードが46.8Mbpsでアップロードが19.5Mbpsと、リチャージWiFiよりもかなり良い速度を維持出来ています。
同日の14時台。こちらも参考までに。
ダウンロードが49.1Mbpsで、アップロードが14.3Mbps。もちろん問題ないですね。
同日の17時台。こちらは帰宅のピーク時間帯です。
ダウンロードが26.2Mbpsで、アップロードが2.97Mbps。朝と同じくアップロード速度が遅くなる傾向ですが、それでもウェブ閲覧や動画視聴には問題なく利用できる速度です。
そして、同日の20時台。帰宅して家でゆっくりスマホを利用する時間帯です。
ダウンロードは20.2Mbpsで、アップロードが4.36Mbpsです。やはりアップロード速度が若干遅めの傾向です。
ダウンロード速度は、どの時間帯も問題なく利用できる速度です。アップロードに関しては若干心許ない部分もありますが、ビデオ通話や動画配信を行う人でなければ問題ないと思います。
その3:バックボーンがソフトバンク回線
おてがるWi-Fiは、ソフトバンク回線を利用しています。YouTubeのスマサポチャンネルさんの動画によると、ソフトバンク回線のみを使っているクラウドWi-Fiの場合ソフトバンク回線の再販である可能性が高く、比較的回線が安定しているようです。
実際、メリットその2でも書いているとおり速度も安定しているため、ソフトバンク回線であることがメリットになってきます。
また、リチャージWiFiやおてがるWi-FiのようなクラウドWi-Fiでは、ドコモ回線やau回線というのはMVNO回線であることが多いそう。
MVNOということは、通信速度は本家MNOより遅くなる傾向があります。しかし、ソフトバンク回線は再販(=本家回線)であるため、速度は出やすいです。リチャージWiFiのようにマルチキャリア対応のルーターでは、利用者が回線を好きに選択することはできないので、ガチャのようなものですよね。
リチャージWiFiの方が、おてがるWi-Fiよりいいなと思っている点
その1:ルーター本体に液晶付
リチャージWiFiは、ルーター本体に液晶が付いていて、残データ容量が確認できるようです。
おてがるWi-Fiで販売しているルーターには液晶は付いておらず、電波状況と電池残量が確認できるランプが付いているだけです。おてがるWi-Fiの場合、データ残量はルーターに接続したパソコンからスマホからブラウザ経由で確認するタイプです。
パソコン等の端末を起動しなくてもデータ残量がすぐ確認できるのは、普通に便利だなーと思います。
その2:マルチキャリア対応
そして、リチャージWiFiはマルチキャリア対応なんですよね。マルチキャリアというのは、ドコモ・au・ソフトバンクの回線を状況に応じて切り替えて使用するタイプです。つまり、利用可能エリアが大手3キャリアすべてのエリアで使えるため、圧倒的に利用できるエリアが広いんです。おてがるWi-Fiはソフトバンク回線のため、もちろんエリアはソフトバンクのエリアのみ。おてがるWi-Fiのソフトバンク回線というのは、メリットでもありデメリットでもあるんですよねぇ…。
おてがるWi-Fiはこんな人におすすめ
ということで、リチャージWiFiが購入できない今、おてがるWi-Fiを改めてレビューしてみました。おてがるWi-Fiは、
・ランニングコストが安い方がいい人
・ソフトバンクエリアで問題ない人
・ウェブ閲覧やLINE通話、動画閲覧がメインの人
上記に当てはまる人には良い選択肢かなと思います。
逆に、
・利用したい場所がソフトバンクの電波が入らない or 入りにくい
・ポケットWi-Fiを使ってビデオ通話や、動画配信を行う人(ただし、リチャージWiFiが向いているかどうかは実際に使ったことがないので不明)
という人は、リチャージWiFiや他のモバイルWi-Fiルーターを選択した方が良いと思います。
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