イガリの日記

福島県いわき市在住、会社員イガリ(37)の趣味雑記ブログ。

自動車保険を代理店型(東京海上日動)から通販型(おとなの自動車保険)へ変更しました

今年もそろそろやってくる、自動車保険の更新。 毎年この時期が来ると、「もう1年経ったのかー」という気持ちになります。

自動車保険の見直し

現在、東京海上日動自動車保険に加入しています。

なぜ東京海上日動なのか? 理由は簡単で、事故対応が良さそうだからという理由。

東京海上日動の前は、フィットハイブリッドを購入したディーラーで加入した損保ジャパンでした。 損保ジャパン契約中は1度だけ後方からの追突事故の経験がありましたが、0:10の事故だったため本格的に保険を使いませんでした。 使ったのは、通院による給付金の請求だけでした。

その後フィットハイブリッドを購入したディーラーとは付き合いがなくなったため、保険も同時に変更。 色々と考えたのですが、事故対応が良い保険会社がいいかなと思い、勤め先のグループ会社がやっている代理店で東京海上日動の保険を契約しました。

あれから約1年。 特に保険を使うような事故に遭うこともなく、今年も更新の時期が近づいてきました。

さてさて、今年はどうしようか。

代理店型の保険は高い!

わかっていた事ですが、代理店型の自動車保険は高いです。 現在、このような条件で契約しています。

年齢条件:26歳以上 限定:本人限定 等級:20等級 使用状況:通勤・通学 対人・対物:無制限 人身傷害:5000万円 車両保険:一般95万円(免責1回目5万円-2回目10万円) 特約:弁護士特約、地震・噴火・津波危険車両全損時一時金特約

この条件で、年間92,040円程払っています。

年間9万円って、結構な負担です。 これで掛け捨てですから、何だかもったいない気がしてならない。

確かに事故対応は良いのかもしれませんが、自分も安月給会社員です。 節約するところはしたい。

という事で、今年は通販型の自動車保険にする事にしました。

自動車保険で譲れる条件、譲れない条件

自動車保険を変えるにあたって、妥協できる点と出来ない点がありました。

まず、車両保険の契約。

先日購入したカローラフィールダーは、ローンで購入しています。

さすがにローン支払い中に廃車になってローンだけ残るのだけは避けたいので、車両保険はどんな場合も下りるように一般条件で、かつ金額はかけられる最高額でかけたいです。

そして、車両保険に加入するなら『車両保険無過失事故特約』は欲しいです。

この特約は、簡単にいうと自分の過失が0の事故で、相手が無保険等で支払い能力が無い時に、自分の車を直すのに車両保険を使っても翌年の等級ダウンはしないという特約です。

一度0:10の追突事故を経験しているので、追突事故は損しかないという事はわかっています。 相手が無保険で自分の保険を使わなくては直せないときに、さらに翌年の等級ダウンだけは避けたい。 これまでせっかく大事に育ててきた20等級、そう簡単には手放すわけにはいきません。 (まあ、親から19等級を譲ってもらったのですが…笑)

また、弁護士特約は必ず付けたいです。

フィットハイブリッドの時の追突事故は、相手がきちんと任意保険に加入しており、かつ素直に認めていたためすんなり交渉が上手くいきました。 ですが、相手が必ずしも素直な相手とは限りませんし、任意保険に100%加入しているとも限りません。 そのため、弁護士特約は絶対だと思っています。

妥協できる点としては、地震・噴火・津波危険車両全損時一時金特約(以下、地震特約)は外しても良いと思っています。

元々、地震特約は東日本大震災の時に必要性を感じて付けていました。 ですが、自宅も職場も津波の被害があるような場所でもないので、地震特約は外そうと思っています。

また、個人賠償責任保険も(自動車保険には)不要だと思っています。

個人賠償責任保険は、今契約している火災保険に付いています。 今住んでいるアパートで加入を義務づけられている火災保険の条件に個人賠償責任保険の契約があり、火災保険から外すことができないため、自動車保険では不要となります。

そのため、現在契約している東京海上日動と同じ条件で、車両保険の金額だけをかけられる最大額にして見積を取りました。

条件に当てはまる自動車保険会社は、通販型では2社

上記であげた条件を満たす通販型の自動車保険は、調べた限り ・イーデザイン損保セゾン自動車火災保険 の2社のみ。

そのため、イーデザイン損保セゾン自動車火災保険の2社で見積りをすることにしました。 条件は、以下の通りです。

年齢条件:契約時34歳 限定:本人限定 等級:20等級(事故有係数0年) 使用状況:通勤・通学 対人・対物:無制限 人身傷害:5000万円 車両保険:一般条件(免責1回目5万円-2回目10万円) 金額は、掛けられる上限額 特約:弁護士特約

この条件で見積りを取ると、以下のようになりました。

イーデザイン損保:59,700円(車両保険110万円) セゾン自動車火災保険:48,870円(車両保険110万円)

なんと、10,830円もセゾン自動車火災保険の方が安いという結果になりました。 条件は2社とも全く同じで、車両保険も両社とも最高金額だった110万円までで設定しています。

これは迷うこと無く、セゾン自動車火災保険で契約で決まりですね。

満期の7月30日までまだ期間はありますが、50日前までに契約すると600円安くなる早割50日が適用されるので、早めにセゾン自動車火災保険で契約を済ませました。

これで7月30日からは、おとなの自動車保険にお世話になります。 現在契約している東京海上日動自動車保険を更新しない旨を電話したので、手続きは全て終了です。

他の自動車保険はどうなの?

今回は車両保険無過失事故特約の関係でイーデザイン損保とおとなの自動車保険しか検討しませんでしたが、それでは他のダイレクト型自動車保険はどのぐらいの金額でしょうか。

せっかくなので、各社で見積もってみました。

見積条件は今回おとなの自動車保険を申し込んだのと全く一緒にして、車両保険の金額のみ各社の上限額にしました。

ソニー損保:62,230円(車両保険95万円)(+13,360円) イーデザイン損保:59,700円(車両保険110万円)(+10,830円) 三井ダイレクト損保:51,140円(車両保険100万円)(+2,270円) セゾン自動車火災保険:48,870円(車両保険110万円) SBI損保:46,520円(車両保険105万円)(-2,350円) アクサダイレクト:40,290円(車両保険95万円)(-8,580円) チューリッヒ:(※個人情報の登録が必須だったため未取得)

セゾン自動車火災保険イーデザイン損保以外では4社から見積りを取りましたが、セゾン自動車火災保険より安かったのはSBI損保アクサダイレクトでした。 車両保険無過失事故特約さえ諦めれば、まだまだ安く出来ましたね。

アクサダイレクトで驚いたのが、ダイレクト型自動車保険では珍しく地震特約を追加出来る事。 この特約は代理店型だけだと思っていたのでビックリでした。 上の見積りでもアクサダイレクトだけは地震特約を追加していますが、それでも安いですね。

ソニー損保は、毎年見積りをとっていますが高いです。 CMをよくやっているので、「ソニー損保って安いんでしょ?」と思っている人は多いですが(実際よく聞く)、案外そんな事ありません。

ただ、いずれも東京海上日動から比べれば断然安いので、自分に合った保険会社を選びましょう。

余談:東京海上日動を1年間契約してみて

さて、余談ですが東京海上日動を1年間契約してみての感想を書きます。

結論から書くと、 正直そんなに良くなかった です。

東京海上日動は、事故対応が一番良い。 そう聞いて契約しました。

契約期間の間に事故は無かった(満期が7/30なので、これからあるかもしれないけど)ので事故対応に関してはわからないのですが、それ以外の対応は正直「ちょっと…」というイメージでした。

まず、車両入れ替え。

前にも書いているとおり、今年、ひょんな事からカローラフィールダーに買い換えました。

トヨタ・カローラフィールダーを購入しました – igalog -イガログ-

この時、代車返却の都合から購入したディーラーさんでも結構ギリギリのスケジュールで納車してもらいました。

代車を返却しなければいけない期日が3/27(土)でしたので翌日の3/28(日)納車希望だったのですが、車検証が出来上がってきたのが納車2日前の3/26(金)で、手元に車検証のコピーが来たのがその夜でした。

任意保険の車両入れ替えに関して事前に代理店に相談していましたが、 「納車から30日以内に入れ替えしてもらえれば大丈夫(乗換から30日以内なら、過去に遡って保険適用可)ですが、気になるようでしたら東京海上日動のお客様センターに電話してもらうのが確実です」 と言われていたので、納車前日である3/27(土)の昼に東京海上日動のお客様センターに電話しました。

ところが、全く繋がりません。

混み合っておりますのアナウンスを聞いて待っていると、「接続できないので切断します」と言われて一方的に切られました。

まあ確かに新生活に向けて保険も契約者やら何やらで忙しい時期なのは重々承知ですが、そりゃないよなぁ…。

仕方なく、東京海上日動のマイページからインターネット経由で入れ替え手続きをしました。

ところが、 『この手続きはインターネットのみでの手続き完了はできませんので、代理店より連絡致します』 と出るではないですか。

「めんどくさいなぁ」 と思いつつ代理店から連絡が来るのを待っていると、1週間ぐらいして東京海上日動から車両入れ替え完了のお知らせが届きました。

その間、代理店からの連絡は無し。 代理店の意味とは…?

そして、今回の任意保険乗換の件。

大抵の任意保険は更新手続きを忘れたときの為に、自動更新の特約が付いています。 そのため、少し上にも書きましたが、今回のように満期と共に保険会社を乗り換える場合は元の保険会社に「満期と同時に更新しない」旨を連絡する必要があります。

過去に何度か代理店型の保険を契約していましたが、代理店に更新しない連絡をすると、その後お客様センターから確認の連絡が来ることが多かったです。 そのため、今回は手間を省くため最初からお客様センターに電話をする事にしました。

前回の車両入替時の反省を生かし、休みの日のお客様センターが受付開始する9時ピッタリに電話をかけました。

電話自体はすんなり繋がりましたが、満期と共に契約終了を申し出ると 「あと2日後に連絡頂ければ電話のみでの手続き完了となるのですが、本日ですと後日改めて代理店もしくは支社から連絡を差し上げる形となりますが、いかがいたしましょうか?」 と言われるではないですか。

とはいえ、電話をしているのは土曜日。 2日後といえば月曜日。 9時ジャストに電話するのは仕事中故に無理ですし、昼休みに電話をすれば繋がらないことは容易に想像ができます。

結果、 「月曜日以降に代理店か支社から連絡をください」 と申し出、そのように手続きをお願いしました。

しっかし、待てど暮らせど連絡は来ない。 結局、翌週の土曜日に再度お客様センターに電話をし、自動更新停止の申し出をしました。

「支社から連絡をするように手続きをしていたのですが、連絡ありませんでしたか?」 と聞かれたので、 「ええ、全く来ませんでした」 と言うと、申し訳なさそうにしていました。

「事故対応が良いから」という理由で代理店型を契約していましたが、それ以外は全然良い事無かったですね。

ただただ、高いお金を払っているだけでした。

余談の余談:少しショックだった事

今回、見積の結果セゾン自動車火災保険に加入しました。

セゾン自動車火災保険と聞くとピンと来ない方でも、おとなの自動車保険と聞くと聞いた事ある人が多いのではないでしょうか。

おとなの自動車保険は40・50代の保険料が割安|セゾン自動車火災保険

そうです、よくCMでやっている『事故率の低い40代、50代の保険料を割安にしている』保険です。

自分も今年で35歳。 四捨五入すれば40歳。

いよいよ、おとなの自動車保険が安い年代に入ってしまったという事実に、軽くショックを受けました(笑)